小学校6年生

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あたしは しばらく外されていた女の子を見ていた あたしも同じだったから その子の気持ちが 痛いほどわかった なんだか その子が可哀相だった あたしは その時 このままでいいのか… と 思っていた 自分がされて嫌だったこと 人にしている自分 なんて 最悪なんだ…と 自分が嫌になった それから あたしはその子に言った ごめん その子は 泣きながら うちもごめん… と言っていた こうして あたしは 人生初の いじめというものを 経験し 自分がされて嫌な事を 人にしないと 心に誓った 今 考えれば 子供の小さなケンカに過ぎない事だと思う だけど あの頃のあたしは とても辛かったし 親にも言えない 相談する相手もいなかった そんな中でも 必死で耐えた自分 それを胸に あたしは 小学校を 無事 卒業した...
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