[闇道]

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[闇道]

 僕は壺を背に真っ直ぐ先へと歩き続けた。 だが、いつまで経っても闇以外には何もなく、次第に自分がどこに居るのかさえ分からなくなり始めていた。 すると、またもや前に光が射している場所があった。… しかし、それはさっきとまったく同じ壺の場所だった。 【…ξ】 今度は壺に印を付け、僕はもう一度違う方へ延々と歩き続けた。 だが、結局はまた同じ所に戻ってしまう。 それでもめげずに僕は歩き続けた。
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