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「ジロジロ見られたら誰だって気付くだろ?
それよりなんか用か?
それとも襲われにでも来たのか?」
そう言うと私の腕を引き寄せ、恭輔が私の上に乗り両腕を押さえ不敵な笑みを浮かべた。
「ちょっ…どけよ…バカ。」
「嫌だと言ったら?」
嫌がるのだがビクともしない。
「私は朝ご飯出来たらしいから起こしに来ただけだ。
それに今日大事な撮影あるんだろ?
それに7時ぐらいにマネージャー来るから早めに起こせっつたの恭輔だろ~がっ!」
「おっ!」
時間を見たらしくやっと私から離れた。
「じゃ私はキッチンに戻ってるから着替えたら来なよ。」
「おうっ!」
笑いながら返事をし私は兄貴がいるキッチンへと向かった。
『顔が熱い。』
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