それだけがききたくて

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 ある晴れた夜、部屋の窓に座り、煙草をくわえ、丸い月を眺めていた。  その日ゎあなたと付き合っての6ヵ月記念日だった。  あなたと出会ったコト、喧嘩したコト、励まし合ったコト、お互い共感して涙を流しあったコト、抱き合ったコト、などの思い出を思い出していた。  そして、急に不安になってきた。  あなたゎ本当に僕のことが好きなのかなと。  なんか、あなたの声が聞きたくなった。  なんか、泣けてきた。  ってか、泣いてたかもしれない。  僕ゎ煙草を大きく吸い込んだ。  よしッ、あなたに電話しよう。  あなたの「愛してる」が聞きたいから・・・。       それだけでぃい。        その一言がきければ・・・。
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