No.003 覇を司る者

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良太郎は下を向きながら道をあるいていた。 「貴様が…電王か」 良太郎の前に突然、大男が現れた。 身長は190ぐらいだろうか? 鎧みたいな格好をしている。 「!!」 「我が名は【覇王】覇を司る者だ」 大男は自分の名前を言うと続けた。 「今日は貴様が我々【三王】を倒せる器かどうか確かめに来た」 「さん…おう?」 覇王はそう言うとベルトを取り出し腰に巻きつけた。 「我と一戦交えようぞ。貴様の器、我が剣にて見極めようぞ」 その瞬間、モモタロスが良太郎の危険をいち早く察知し、良太郎に乗り移った。 髪が逆立ち、髪の中に一本赤い髪がある。普段の良太郎とは一目瞭然。 「面白ぇ。覇王っつたか?いいぜ!!戦ろうぜ!!」 モモタロスも電王ベルトを取り出し腰に装着しライダーパスを出した。 「変…身」 それと同時にモモタロスも変身した。 「変身!!」 「俺、参上!!」 「我、降臨」 二人は変身し電王はデンガッシャーを投げ、ソードを出した。対して、覇王は背中にある【覇剣】を出した。 そして、戦いが始まった。
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