第一楽節 心ノ欠片

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毎日通る路地裏の 陰に座る黒猫の 眼に映るその自転車に キミは乗っていたんだね けして交わる事のない 二人が歩く人生が 重ならないかと期待し きっかけを探していたんだ … … 曇り空この心より 澄みわたってると感じる 汚れきったこの心を 消し去ってはくれないかな 雨が空ボクの心と カラダを濡らすと思った 疲れきったこの心は 萎みきっては泣き始めてた … … たまにしか歩まなくなる 路地裏に座る黒猫は その眼にキミとの幸せを 映し微笑んでたね 交わらないと思ってた その心が繋がって キミが目の前にたたずんでた … … 晴れた空よりその心が 想いは強いと考える 涙を流すその心を 晴れ渡らせてくれないかな 夜の空よりその心は 星より輝くと思う 人を想うためにいるモノ ほんの少しの心ノ欠片… … … だからボクは伝えたいんだ 「キミの事が大好きだから」
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