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『ただいまっ』
『おかえり。』
思いだした。
あの夢の歌。あれは僕がつくった歌だ。
僕は、毎日思い描いている、僕だけの夢…というか幻?があった。
それは、もうひとつの僕の世界があって、主人公はもちろん僕。
そして、あの歌を歌ってるのは、僕だ。
僕が思い描いてたものが、ほんの一部だけ聴こえた。
いいゆめみれたなぁ。
あーあ、もったいない。
けれど僕はその日から、
毎晩、毎晩その夢を観るようになった。
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