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昼下がりにファティマは実家であるロレンツォ家の豪邸でくつろいでいた。
ファティマ「しかし僕も来るところまで来たな…此れからの人生はどう楽しめばいいんだ」
確かに彼が言う通り、彼はあまりに早く物事を修め過ぎていた。
ファティマ「何か楽しい事が起きればいいのになぁ…」
そう言うと大理石の長机に置かれたグラスに入ったミネラルウォーターを一気に飲み干した。
トントンッ
ファティマ「?入っていいよ」
執事「ぼっちゃま、今郵便でこの小包を預かりましたのですが…」
黒い背広を着て髭を生やした執事が言った。
「ん?なんだこれは…」
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