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アタシの町は女子も
寄り合いに行き、
祭り前には
走り込みもしたし
花寄せもした。
もちろん
団費も払った。
青年団には
16~25才までの
男と
16~18才までの
女が入団できた。
祭りに生きる男、
★町を愛する男達に
囲まれ、
アタシ達は
次第に祭りに…、
そしてH町に
はまっていった。
中学生時代から
同じ町に憧れる人がいた
友達と一緒に
毎年、笛を吹く姿を見て、
ときめいてた。
藤井フミヤに似た
クールな感じの人。
毎年、祭りになれば
会える…
心の中のアイドルやった。
年齢は5つ上で
たまに町内で
見かけたりした日には
一日中喜んでいた。
青年団に入り
もちろんその人はいた。
しかも
1番初めに話しかけてくれた
「自分かわいいやん」
かなりびっくりして、
なんて言葉を返したのか
覚えていない。
藤井フミヤに
しゃべりかけられた…
その日、一日有頂天❤
青年団の人とは
初めは大きな存在で
特に年が上になるほど、
話しにくかったが
日が経つにつれ
だんだん話せるように
なってきた。
祭りの話をしたり
していくうちに
だんだんと祭りモード
になってゆく…。
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