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放課後になり、わたしは委員会へと足を向ける。
なんとなく気分が浮かなくて、苛々しながら目的の教室へとたどり着いた。
「鈴木さんっ。こっち」
教室を覗き込むと、吉井さんが手招きしているのが見えた。
彼女も委員会に入ってる事を知らなかったわたしは、少し戸惑う。
仕方なく近くへ行くと、彼女はわたしを見つめ、怒ったような顔をした。
「遅いよ。何してたの?」
まるで友達のように文句を言う彼女に苛立ちが増し、思わず顔を背ける。
「ごめん」
それ以上話す気になれなくて、黙って席に座った。
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