第一章

2/16
前へ
/321ページ
次へ
夜の闇の中。   クスクスと笑い声が響く。   「ミツケタ」   遥か下に見える、明かりの消えた窓。   男は、懐かしそうに見つめる。   男の目は、赤く光っていた。         ――夜が明ける。
/321ページ

最初のコメントを投稿しよう!

878人が本棚に入れています
本棚に追加