詩集「べいべー」

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「アルティメット・ラヴァー」 体を繋ぐ錆びた鎖は 肉に食い込む 獣の牙よ 嘆き苦しむ マザー・ファッカー 神のお告げよ 誰かと交わる 誰かと交われ 心なんて 交わらないわよ 体の汁を 擦り合わせなよ それが気持ちを 良くさせる唯一よ 在りもしない愛なんて 感じるだけ無駄 kissなんてシラけるだけよ それより股に顔を埋めて 彼のように 股からしたたる 血の色、舐めて あの娘はラヴァー 彼奴のラヴァー 彼のラヴァー 俺のラヴァー あいつとこいつと どいつもこいつと 朝が焼けるまで 乱交ラヴァー 湯気が渇かないように 毎日、代わりばんこに 舐めてちょうだい 貴方が好きです 貴方も好きです スキンシップは 交尾オンリー スキンレスじゃあ すぐ死ぬわ イン・THE・ルームで 呼び合う時は 即席イン・THE・ネーム 飛び交う名前は それでいんじゃねぇ?
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