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「夏休みなんですからどっか連れってくださいよーぶぅほぉうあっぁ!!」
メリーは小指の激痛に悶えながら寝転がっている俺に懇願してきた。本当に幽霊かこいつ?
「だるい」
それだけ言って俺は反対を向きまた寝た。
するとメリーは脅しにかかる。
「いいんですかぁー?あたしがここで、『朔夜さんそこはらめぇぇぇえ!! そこはあたしのプライベートビーチなのぉおおお』って絶叫してもwwwwwwご近所さんにどう思われますかな?」
「安心しろ。もし今叫ぼうとしたら、俺が脳天に風穴あけてやっから」
俺は無言でアーミナイフをメリーに突き出す。
するとメリーは土下座してきた。
「本当お願いします!!久々に遊びたい!!このままじゃ暇すぎて死にますよ!!」
もうお前死んでんだろ……。
しかしながら、成仏に繋がるかも知れないと思い明日適当にどっか遊びに連れて行く約束をした。
死ねばいいのに。
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