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「わぁああい!海だぁっ!!」
メリーは人でごった返している海に一目散に駆け出した。
今日俺はメリーを近くの海水浴場に連れて来ている。俺は海は嫌いだが、メリーの熱烈な希望により現在に至る。
なんで貴重な休みの1日を幽霊のために割かないといけないんだよ……
俺はそんなことを思いながらパラソルを地面に突き刺し、シートを敷く。
メリーは凄く楽しそうだ。はしゃぐメリーを見ると本当にあいつが生きてるみたいだ。しかしあのメリーの水着姿……不覚にもぼ(ry
不意にメリーがこちらに近寄ってくる。
「朔夜さん! 朔夜ん!」
「……なんだよ?」
俺はうんざりしたように尋ねる。
そんな俺とは対象的にメリーは笑顔で答える。
「ふはははははははwwwwwwwwww見たまえ!!まるで人がゴミのようだwwwwwwwlike a garbageではないかwwwwwwwww」
「死ねよ、生ゴミ」
俺はシートに寝転がることにした。
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