硝子の中の空

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硝子の中の空は蒼く澄んでいて 私を悲しくさせる 水面に写る人影 涙する貴方 寂しくて 悲しくて 伸ばした手は届かず 何時も貴方をすり抜ける 合いたいと… 合いたくないと貴方は呟き 私は唯 星を見つめる   見えない何かに縋りつき 見えない何かに怯えてる 硝子の中の空に浮かぶ雲は 何時もゆっくり流れ行き 歩く人々の速さは 何時もせわしなく変わり行く   ねぇ…貴方は… そこにいますか?
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