恋人

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放課後… 祥と一緒に帰ろうと席を立ち祥の席へ急いだ。 「祥っ!帰ろうっ」 沙羅は笑顔で言ったが、祥は困った顔をしていた。 「…ごめん。ちょっと用事あるんだ…。先に帰ってて。」 そう聞いた後、沙羅は残念そうにしていた。 「…そっか。それじゃしかたないね…」 ガックリしている沙羅の頭に手を置いて、 ポンポンしながら祥は微笑む。 「…明日は一緒に帰ろうね」 祥の顔を見て沙羅も微笑み頷いた。 それから沙羅は祥と別れて瑞希と帰ることにした。
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