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沙羅と別れ祥は一人S高に来ていた。
校門に寄り掛かり相手を待つ……
「おい。それマジかよ!」
「ホントだって今度一緒に行ってみっか!」
「いいねぇ~♪」
馬鹿騒ぎしながら出てきた三人組の一人に声をかけた。
「…良輔!」
祥を見た良輔は笑顔からみるみるうちに険しい顔になり、
祥を無視して横を通りすぎようとしていた。
「話しがあるんだけど。」
祥が無視をする良輔に話しかける。
良輔は横目でちらっと祥を見た後、
友達と別れ祥に視線を合わせた。
「……なんだよ?」
頬が少し青にえになっている。
昨日祥が殴った痕が生々しい……
良輔は眉間に皺を寄せ不機嫌そうに言った。
祥も眉間に皺を寄せていたが、ゆっくりと口を開いた。
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