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「…何であんなこと言った?
沙羅から聞いたけど…沙羅は自分も同意したって言ってた。」
祥が辛そうに言えば良輔は冷たい顔のまま言った。
「…だから何?そんなこと言いにわざわざ来たの?」
「……お前、沙羅のことが好きなんだろ?」
祥がぽつりと呟く…
良輔はその一言でキレた。
祥の胸倉を掴み壁に押し付ける。
「……うるさいんだよ!
それとも何?俺に沙羅くれんの?」
良輔は祥を押し付けたまま皮肉気に笑っていた。
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