7人が本棚に入れています
本棚に追加
亜「篠田さん、これは?」
篠田「山の所にあったんだけどね。私は人形は要らないからねぇ。どうせなら亜莉朱ちゃんにって訳さ。」
ハッハと笑う篠田。
篠田「またおいで。まだ家電製品は無いから。」
そう言って篠田は工場の中へと入って行った。
後に残ったのは裸の人形を抱いた亜莉朱。
幸い亜莉朱は服を作ったりするのは得意だ。
後で伯父にお願いして生地を調達してもらおう。
丁度自分の服も小さくなって来たから一緒に作ろう。
そんな事を考えながら亜莉朱は伯父宅へと足を進めた。
人形をしっかり布でくるみ、
落とさないようしっかり抱いて、
どんな服を作ろうかと想像を膨らませながら。
最初のコメントを投稿しよう!