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う…痛いところをついて来る…確かに私は16歳にもなって彼氏が出来た事ないけど。
「でも…姉ちゃんには早いよ…彼氏なんて…そんな奴出来たら…俺…」
元気がなくなった、聡の頭を後ろから抱きしめ頭をグリグリする、拗ねるところは可愛いんだよね。
「いたたたた！！何だよ！姉ちゃん！？」
聡の頭を離すとトーストを片手に持ち、聡に微笑みかける。
『馬鹿…例え私に彼氏が出来ても私は離れていったりしないわよ…？』
聡は嬉しいそうに、可愛い顔で笑う。
「うん！！」
これが少し慌ただしい、私の朝の始まり。
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