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「猫が好きなの?」
「…猫?」
「だって、
部屋も猫だらけだったし
携帯も鞄も猫だらけ」
「あぁ…
キティちゃんね」
「好きなんでしょ?」
「うん、大好き」
「好きな事を、
仕事にしたら、どう?」
カバは、
真剣な顔をして
あたしに言った。
どうやって
キティちゃんを
仕事にするんだろう?
でも、あたし
カバの、
あたしに対する期待が
嬉しかった。
期待されるのが
大嫌いな、あたしだけど
あたしとの
将来を見てるカバの心が
嬉しかったんだ。
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