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カバは、
大きな物が好きだと話した。
大きなトレーラーを
運転する事が
幼い頃からの夢だと
あたしに訴える。
夢を追うカバは、
あたしにも、
夢を持って
その夢を追いかけて欲しいと
あたしに願った。
夢か─…
そんなロマンは
あたしには、なくて
確かな将来を
探してたんだ。
合コンで、
「もう働きたくない」
と言ったカバは、
よく働く人だった。
夢を追いながらも
現実を、よく見てる。
あたしには、
そう、映ってた。
ロマンを忘れない
真面目なカバに
あたしは、
のめり込んでいったんだ。
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