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あたしが、カバに
抵抗もせずに抱かれたのは
きっと、劣等感があったから…
カバの気を惹く為の
女のズルイ武器を
あたしは、使ったんだ。
もう、彼女になったのに
あたしには、
自信が、なかったんだ。
身体を許せば
あたしと、
もっと一緒に居てくれる─…
そんな気がしたんだ。
でもさぁ、
何で、コンドームが
用意されてるの?
たまにしか来ない
このマンションに、
こうして、
あたしみたいな馬鹿な女を
何度も連れ込んでるの?
抱かれた後になって
さらに、劣等感が
あたしを襲ったんだ。
あたし
遊ばれてるの?
カバは
あたしを抱いてすぐ
満足そうに、
眠りについたんだ。
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