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俺の絶対言えない秘密。
俺は学校の保健医と付き合ってる。
しかもその人は女子の憧れの的。
優しくてかっこいい男の先生。
絶対に言えない。
ホントは屋上とか上って思いっきりでかい声で先生は俺のだとか叫んでやりたい。
けど…
これ以上俺のせいで、俺のわがままで先生に困った顔させたくない。
「はぁ~…折角両思いになれたのに。恋愛って幸せだけじゃないんだなぁ。」
授業中、俺は窓の外を見てつぶやく。
先生のことは大好きだしずっと愛してる自信がある。
けど先生は?
いつまでなら俺に付き合ってくれるのかな。
先生の気持ちいまだきちんと聞けてない。だって俺の勝手な好きの押し付けだって言われたら、俺立ち直れそうにないから。
「あたし保健医の澤田先生に告白しちゃおっかな~。」
クラスの女子のそんな言葉に俺の耳は釘づけになる。
「フリーだって言ってたしさ。絶対大丈夫だよ。」
グサリ…
フリーだって言ってたしさだって。
フリーだって言ってんだ。
じゃあ俺は先生のなに?
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