戦唄

1/2
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ

戦唄

戦の原に轟くは 強者共の大音声 鉄の軋み 荒馬の嘶き 其は修羅の饗宴が如く 胸に己の忠あらば 駆くる脚何を迷おうか 腕に己の信あらば 斬る太刀誰に怯もうか 身散れども 道揺るがず 我将に己が業を貫かんと欲す 戦の原を彩るは 強者共の死化粧 紅の血泥 灼熱の炎 其は修羅の饗宴が如く
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!