出会い

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「終わったぁ…」 浅山夏樹は大きく息をはいた。 さっきまで塾の講習があったのだ。 「しかもよりによってハゲ山の授業だし…」 そう1人で愚痴を言っていると、公園の前まで歩いていた。 (そいうえばこの公園って…) この公園では数日前から殺人など、物騒な事件が続いていたため 『夏樹も絶対近づいちゃダメよ!もう17歳だからってまだまだ可愛いんだからッ!』 と、言われていたのだ。 (可愛いは余計だっつうの!でもこっちの道の方が近いしなぁ…) しばらく考えた末に、夏樹は公園を通ることにした。
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