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河川敷につくと、悠司は、マネージャーがすることを丁寧に教えてくれた。
そして、私に一通り教えると、部活に戻った。
私が、部員のタイムを計ったり、そのタイムを記入して、その日の部活は終わった。
最初は、《テニス部に入ったのに何で!?》って思ってたけど、
悠司の部活してる姿を見て、結構嬉しかったりする自分がいた。
私と悠司は、河川敷から高校まで帰るときも、いろんな話をして帰った。
高校に着くと、悠司は、着替えをするために、部室に行った。
私は、悠司が来るまで、カフェテリアの前で、部員全員分のジュースを買って待っていた。
しばらくして、悠司や他の部員が、部室から出てきたので、私は、近付き、一人ずつジュースを渡した。
『今日から、しばらく、テニス部と掛け持ちでマネージャーするのでよろしくお願いします!!
慣れなくて、イライラさせることもあるかもしれないけど、その時は、何でも遠慮せず言ってくださいね!!』
私が、そう言うと、みんな優しく笑って、口々に『よろしく!!』と言ってくれた。
その後、私は、悠司ともう一人電車通学の相模 龍太【さがみ りゅうた】君と一緒に帰ることになった。
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