混乱

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 窓の外では夕日はいよいよ沈み、世界に闇を落とそうとしている。    僕はそのまま瞼を閉じ、深く息を吐いた。全身が重く感じ、気だるい気持ちがこみ上げてきた。  眠りに落ちる前に、僕をここまで惑わす彼とは、一体何なのだろうと思った。
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