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「…夢辻アレはなんだと思う?」
ある晴れた日、修羅伽邸の中庭で修羅伽が何か見つけ夢辻を呼ぶ。
「う~なんだぁ??」
ダルそうに一匹の鴉が中庭にやってきた。
「変なものが疼くまっている」
修羅伽が指をさすとそこには修羅伽が言った通り何かが疼くまっている。
「なんじゃこりゃ」
うなだれた黒いハムスターのような耳。
右手と左手には黒い皮のようなものがビラビラとくっついている。
裸の男
「キモい」
「蝙蝠男か」
じぃっと2人は正体不明の男を凝視する。
「ぐ…うぅ」
「貴様何者だ」
「あ、あちぃ…」
ガク…
「くたばったか??」
「いや、気を失っただけだろ」
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