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「あぁ…それにしてもずいぶんばっさりと切ったな」
「えぇ。なんだかばっさり切りたくなったので」
「童顔なのにそんなにきってしまっては童子に間違われても文句は言えんぞ」
「文句を言う気はありません。それより姉上は元気にしていますか??」
「あぁとても元気だ。この前お前が送ってくれた野苺を喜んでいたぞ」
「それはよかった。あ、師匠様」
「なんだ?」
「先程我が屋敷に不思議なものが」
「妖しか??」
晴明が目を細める。
「さぁ妖怪と言えば妖怪ですが…人と言えば人ですし…呪の気が感じられたのです」
「今そやつはどうした」
「衰弱していたので結界の中にいれました」
「この暑さにでもやられたか」
「そのようです」
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