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拓「何言ってんの？」
『えっだって…』
門は…まぁ良いとして
外見はあの有名なヴェルサイユ宮殿を思わせるようなお城
噴水はあるし
中に入っても無数のシャンデリアなどがあってすごく綺麗
それになんと言っても…
広すぎる！！
奥までがよく分からないから詳しくは知らないけどかなり大きいってことは分かる
拓「何してんだ？行くぞ」
『あっはい』
ただ歩いてるだけなのに女の子が黄色い声で叫んでいる
一体何に騒いでいるのか…
拓「おいっ！棗！！」
『えっ？』
拓「職員室…」
そう言ってある一つの扉を指差した
『あっ職員室…ね…』
拓「俺、もう行くから」
『ありがとうございました』
拓「おう、じゃあな」
後ろを向いて歩き出す拓弥くん
ふとこっちに顔だけ向けて言う
拓「あのさ！タメだし敬語じゃなくてもいい！それから名前にくんとかつけんな」
『…うん！』
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