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しかし、信長に休憩の時間はなかった。
「では、評定をはじめる。
公明軍は目の前まで迫っているようだ
対策はあるか?」
信長は少し早口であった。
全員が考えていると、
信長は急に立ち上がった。
「全員、守備に移れ‼敵がきた‼」
勝家達は外をさりげなくみた。
しかし、敵の面影はなかった。
守備に移り、数分後、勝家は密かに丹羽長秀達織田首脳を呼び出し、
信長の精神状態について話し出した。
しかし、意見は二つに割れた。
正常派 長秀達
「信長様は正常だ。
公明軍に囲まれた時、ちゃんと指揮をとっていたではないか‼」
異常派 勝家達
「いや、あの信長様には有り得ないほどに焦っていたし、敵もいないのに、守備命令をだした」
話し合いの結果、長秀達はおれた。
勝家達は守備命令中だというのに、信長の元に向かった。
天守閣につき、中に入ろうとすると、兵士が阻止した。
「とうさんか‼」
「勝家様、の、信長様が誰も中に入れるなと・・・」
勝家は力ずくで中に入った。
中にいたのは胸に刀が刺さった、信長であった。
「信・・・長・・・様・・・」
全員はあぜんとした
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