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孫堅が先頭で砦の中に入った。
中には数少ないか董卓軍の兵士が弓を構え、待ち伏せていた。
しかし、孫堅は
「全軍、我に続け~‼」
孫堅は雨あられと降る弓の中を突っ走る。
あと、数歩のとこだった。
一本の弓が孫堅の右肩に刺さったのだ。
黄蓋が走ってきて言った。
「急ぎ、ここを出ますぞい。このままでは全滅ぞい」
しかし、孫堅は黄蓋の手をどける。
「こんな傷、初めてではないわ」
「殿‼、気付かんのかい‼
周りにいる兵士を見て見ろ。胸に当たっていないのに胸を押さえ死んでいるではないか‼あれは毒のついた矢ぞぃ」
孫堅は目覚めた。
急ぎ、退却を命じ、退却した。
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