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帰ってきた小悪魔
「お帰りなさいませ。ご主人様」
「………」
何故だろう…
今、俺の目の前に一人の美少女が立っている。
俺、家間違えたか?
いや、確かに此処は俺の家だ。
てか、この歳で家間違えるとか有り得ないだろ。
取り敢えず、
「…誰?」
「ご主人様ったら、嫌ですわ。昔はあんなに可愛がってくださったのに。暫く会えなかったからって、私をお忘れになるなんて……」
メイド服を着た美少女はそう言い悲しそうに俯く。
昔って…マジで知らないんだけど…
「あら、大輝帰って来たの」
母さん、その言い方は帰って来て欲しくなかった様にしかきこえません。
「気のせいよ」
…もぅ突っ込まないでおこう。
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