第2章 故郷の村

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第2章 故郷の村

数希19年3月18日、オーラ国のとある村で双子が生まれた。名をクレハとトリスいう。 この王国では、こんな言い伝えがあった…。 二人の双子の姉妹が生まれたとき、神の御告げが舞い降りる。姉は、時の王〈サクレル〉の子…。また妹は、精霊王〈ファイオス〉の子である。天と地の娘の片割れは、黒狼に捕まってしまうが、殺されはしない…。
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