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「ふーん。真面目だねー」
「ははは、まあまた何かあったら頼むぞ」
ゼストはアルスとフォルツの肩を叩きながら言った。
「あんた達も もう少し腕を上げとけよ」
アルスは冗談まじりに捨て台詞を吐き、フォルツと共に村を後にする。
「あっ」
何かを思い出したようにアルスが声を出す。
「どうした?」
「報酬」
「え?」
「ちっ、報酬を貰いそびれた」
「あーそういえばゼストさん手伝えば報酬くれるって言ってたな」
「あいつ、真面目なふりして中々やり手だな」
「戻るか?」
「そんな意地汚いことできるか!」
そして二人は更に進む。
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