古びた缶

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カラン…カラン☆ 「おじゃましまぁす」 そーっとドアを開けた。…しぃ~ん… 「だれかいますかぁ?」 …しぃ~ん… 「いないのかな…?」 すると、 「何しておる。」 突然、老婆が店の奥から出てきた。 「ぅっ…わ゙ぁあ!!」 ひよりは驚いてまた転んでしまった。 カランッカタ…ガシャ。 棚から何か落ちてきた。 「なんだ?コリェ?」 錆びた古びた缶が床に転がっている。 ひよりはそっと拾い上げた。
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