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「俺の夢か~」
昇は学校で出された作文[将来の夢]のタイトルに悩んでいた。
「夢なんて無いよ」
昇はだた夢も無く、平凡な毎日を送っていた。
ただ、そんな昇でも最近楽しみにしていることがあった。それは青森まで一人で夜汽車に乗って祖母にあいにいくことだった。その当時は東北新幹線ができたばっかりで夜汽車を使うのも珍しくなかったです。明日の夜に上野駅で寝台特急はくつるに乗ることになっていました。
昇は予定の時間より少し早く上野駅に来て列車を眺めていました。
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