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僕は長年住んでいた家をでた。
お父さんが死んでしまったから。
僕は宛もなく道を歩いていた。
そこは建物がなく自然あふれる山道だ。
森を抜けるとお花畑が広がっていた。
そうか、今は春だったな。
だけど僕は何も感じなかった。
お花畑を抜け、川にでた。
透き通るような水は静かにをたてて流れていた。
だけど僕は何も感じなかった。
川を進み、山道より少し大きな道にでた。
すると人が倒れていた。
よくみると死んでいた。
少し腐りかけていてハエが群がっている。
だけど僕は何も感じなかった。
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