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しばらく歩くと民家にでた。
ずいぶん田舎の村だった。
人があちこちで死んでいた。
だけど僕は何も感じなかった。
すると1人の女性が声をかけた。
「助けて下さい。」
その人は道端で倒れていたので死んでいると思った。
僕はその人を抱えてベットに寝かした。
僕は医学の知識があったので助けてあげる事にした。
彼女は「ありがとう、ありがとう。」と涙を流した。
僕は少し嬉しい気がした。
彼女が治るまで世話をする事にした。
一週間後、彼女は死んだ。
だけど僕は何も感じなかった。
彼女が助からない事は分かっていたから。
僕は家をでた。
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