『冬の思い出』

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気が付けば外はもう冬の風が流れてて 辺りはネオンの並木が輝いてる 吐息は白く 何処か淋しいよ 窓の外から雪の音が聞こえて 僕は部屋の中で君を思い浮べる 部屋は冷たく 何処か悲しいよ 雪が見せる白銀の世界 その中に君はいない この全てが君だとしたら 僕は飛び込んで眠りたい この心を包んで欲しい サンタクロースのように 君に何かプレゼント出来たらいいのに 僕には操る鹿もいなければ 乗り込むソリーもない 静かに君を想うだけ 粉雪のように いつもいつもって思うけど その先には何もなくて ただ君を想い続けてる僕がいる 頬に風があたる 肌寒いよ 君の温もりが欲しいよ 僕の隣に来てくれよ サンタクロースのように 君のそばへそっと行けたら僕も悲しまないのに 何故か君に辿る道がないから 煙突から驚かせる事も出来ない 今日積もった雪はいつか溶けて行く 僕のように 雪達よ… 想いを届けてあの子の所へ
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