1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
気が付けば外はもう冬の風が流れてて
辺りはネオンの並木が輝いてる
吐息は白く
何処か淋しいよ
窓の外から雪の音が聞こえて
僕は部屋の中で君を思い浮べる
部屋は冷たく
何処か悲しいよ
雪が見せる白銀の世界
その中に君はいない
この全てが君だとしたら
僕は飛び込んで眠りたい
この心を包んで欲しい
サンタクロースのように
君に何かプレゼント出来たらいいのに
僕には操る鹿もいなければ
乗り込むソリーもない
静かに君を想うだけ
粉雪のように
いつもいつもって思うけど
その先には何もなくて
ただ君を想い続けてる僕がいる
頬に風があたる
肌寒いよ
君の温もりが欲しいよ
僕の隣に来てくれよ
サンタクロースのように
君のそばへそっと行けたら僕も悲しまないのに
何故か君に辿る道がないから
煙突から驚かせる事も出来ない
今日積もった雪はいつか溶けて行く
僕のように
雪達よ…
想いを届けてあの子の所へ
最初のコメントを投稿しよう!