姫巫女の願い

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 ミゼルオーラが言い終えると神官長は立ち上がり彼女を下がらせた。そして騎士達に言い渡す。 「この件は、騒ぎを避けるため慎重に事を進めて欲しい。心の拠りどころでもある守護石が魔物に奪われたと知れれば、国民は動揺し不安を駆り立てられる。そうなっては収拾がつかぬ事態になるであろう。私からは以上だ」  神官長の言葉で締めくくられ謁見は終了した。
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