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7時18分……
チラチラと時計を確認しているたくやに気になったのか、彼女は話しかける。
「何か、用事でもあるんですか?」
「あっいや……ただ、場所とれるかなって」
「場所?」
「うん。あの、花火見ようかなって……一緒に……」
照れながら頬をかくたくやを見て笑う彼女。
「いいですよ。花火、一緒に見ましょ!」
華のように笑う彼女に、更に顔を赤くする。
「よかった。それじゃあ、移動しようか。早い方が場所とれそうだし」
そう言って、2人は場所を移動した。
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