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『───に亡くなった福田さきさん──』 ……? さき? 最近聞いた名前。 バッとテレビに目を向けると、そこにはお祭りの時に知り合った、さきの顔が写し出されていた。 箸が手から落ちる。 「え……なんで」 「?どうしたのたくや」 母が心配そうな顔をしてこちらを見る。 だって…… この日、俺さきと会って それに…… 訳が分からない。 たくやは外に飛び出した。 行き先は…… 事故があった場所。 「はぁっ……はっ、ッ!!」 途中足がもつれながらも、あの日の事故が合った場所に到着する。
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