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お兄さん……
ねぇ……
僕の話を聴いてくれるんだよね…?
利益もないのに、会った事もない女子中学生の話聴いてくれる大人が居るんだ、って…
人を信じ掛けたのに……
お兄さん…
やっぱり、貴方も唯シタイダケなんだね……?
僕は道具なんだね…?
折角信じたのに…
信じられたのに……
信じた瞬間、裏切られた───
ああ、僕は商品なんだね
なら
もっとボロボロにして、商品価値を無くせば良い
─初めては、大好きな人とが良いな。それでもって、とっても幸せなのが良いな─
幼い願いすら簡単に砕け散って
私の「人生でたった一度だけ」は、
三千円の価値しかなかった。
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