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ユリカは部屋に閉じこもり、泣き続けた。
伊沢も今はそっとしておいたほうがいいと思い話し掛けないでいた。
林間学校は2日目に入った
林間学校の2日目は、朝食を食べて、バスに乗って帰るだけなので、昼までには皆帰れた。
ユリカは伊沢に家まで送ってもらった
伊沢「大丈夫?ユリカ?」
ユリカ「うん…ありがとう…」
ユリカは家に入ろうとした
伊沢「ユリカ!」
伊沢がユリカをひき止めた
伊沢「林君は…ユリカを守ろうとして、ああなっただけで…ユリカがそんなに落ち込まなくてもいいよ…」
ユリカ「………」
伊沢「林君はユリカを守ることが出来てよかったと思ってるよ…」
ユリカ「私を……?」
伊沢「うん……だからお願い…元気だして…」
伊沢は瞳を潤ませながら言った。
伊沢「ユリカが辛いと私も辛い……」
肩を震えていた…
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