【プロローグ】

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《大道寺雅樹side》 休憩時間。 「大道寺君。“また”かい?国語の先生から言われたよ。」 「芽等児宇素先生。“また”です。意外と早かったですね。明日かと思っていたのですが。」 雅樹は前にも同じようなことをやっているよいだ。 「句読点位で消すことないだろう?」 「芽等児宇素先生。“句読点”ではなく“読点”です。」 芽等児宇素先生はため息をつくと、職員室に用があるらしくその場を離れた。 それを見ていた数名のクラスメイトが雅樹に近付いて来た。
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