二章 すべての始まり

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 機械はいかなる時でも人間の言葉を実行しなければならない。 それがたとえ機械を知らない子供だとしても。 「システムというのは、私達機械を動かすのに必要なものです。具体的には…」 「えっ!あなたって機械なの?」 少女が話しを遮り、続けて言った。 「機械って聞いたことしかなかったけど、わたし達とほとんど変わらないのね」    少女がそういい、「そういえば」と、続けて聞いた。 「まだ聞いてなかったけど、あなたってなんてて名前なの?」
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