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美樹が口を開く。
「竜~!桜イチャ営好きだからイチャ営してあげて!」
「そっか~!じゃあこんな事したりして(笑)」
竜は笑いながら肩に手を回す。
竜はあまりにあどけなすぎて、少しもドキドキしない。
「やぁね~!ベタベタ過ぎて面白くない!」
「エレチュウくらいしろよ!」
三人で竜をからかう。
竜はやっぱりあどけない笑顔でニコニコ笑っている。
すぐにエレベーターは下に着いた。
外に出ると僅かに空が白み始めていた。
「ひゃ~朝だよ!」
「あ~仕事行きたくない!」
私が叫ぶと竜は驚いた顔で
「桜さんこれから仕事?!大丈夫なの?」
「大丈夫~いつもの事だから」
「そっかぁ。大変だね。あ、これ俺の電話番号書いてあるから電話してよ!桜さん、アドレスと電話番号聞いてもいい?」
私は深く考えずに竜に番号とアドレスを教えた。
「じゃあまた!」
二人に手を降り私達は家路についた
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