第2章🗻あの日、あの時🗻 前半

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その事を雅樹の父親は、雅樹に話したんだ。 雅樹も初めてその話を聞いた時は辛かった…。 ー大好きな人と別れるのは雅樹にとっても痛い選択だった……。 でも自分ではそのまま美菜を側に置いておいても何もしてやれない!側にいても美菜は幸せになれないと雅樹は思った……。だから…別れることを決めたんだ…。 そのことを美菜に話した…。美菜は涙が止まらなくなった…。 雅樹は泣きじゃくる美菜を強く抱きしめた…。 そうして雅樹は最後にこう言いました。 【携帯ではずっと繋がって居ような…】この言葉が精一杯の雅樹の最期にかけてあげられる言葉だったんだ…。
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